ジャカルタ・アジア大会に出場するサッカー男子のU-21(21歳以下)日本代表が12日、ジャカルタに到着した。フル代表と兼任する森保監督はジャカルタ国際空港で取材に応じ「試合が続いている選手もいる。連戦の中でも疲労を取りながら勝利を目指したい」と意気込みを語った。

 原則23歳以下で争われる2020年東京五輪で中心となる年代の選手で構成された日本は1次リーグD組で14日にネパールとの初戦に臨み、16日にパキスタン、19日にベトナムと対戦する。

 チームは12日、成田空港出発前に空港近くのグラウンドで軽く調整し、主力MFの三好(札幌)は「簡単な試合は1つもない。1試合ごとに勝ち点を積み上げたい」と話した。

 日本は2大会ぶりの優勝を目指す。森保監督は「力を示してくれた選手には次のステップアップがあると思う」と、9月の日本代表招集への可能性にも言及した。フル代表入りの経験がある初瀬(G大阪)は「ここで結果を残せば、日本代表にも入れるかもしれない。絶好のチャンス」とアピールの思いを口にした。