東京五輪世代のエース日本代表MF堂安律(20=フローニンゲン)が、国際Aマッチ初ゴールを挙げた。出場3試合目で20歳122日で達成。代表デビュー戦から連続出場で、東京五輪世代は一番乗りの日本代表初得点。「この埼玉スタジアムで、ウルグアイを相手に、決勝点ではないけど大事な得点を取れた。一生の思い出に残るゴールになったと思います」と喜びを語った。

同点の後半14分、CKからの展開でボールを拾った堂安がDF酒井とのワンツーで再び受けると、DFをかわして左足で決めた。試合後は「ファーストタッチでいいところに止められた。左利きの選手だったら決めなきゃいけないところだった」と振り返った。

得点にとどまらず、敵陣でボールを奪うプレスなど守備でも走り回って貢献した。

「今日はハードワークのところでいちばん貢献できたと思っている」。と、会心のゴール以上に胸を張った。「得点に集中しすぎることなく、90分を通して安定したプレーができたと思う」。FIFAランク5位の相手にもまったくひけをとらないプレーぶりで、確かな自信をつかんだ。