日本代表は28日、千葉県内でアジア杯(来年1月5日~2月1日・UAE)に向けた国内合宿3日目の練習を行い、DF酒井宏樹(28=マルセイユ)が合流。ランニングなどの軽いメニューをこなした。「まずは無理せず、ケガをせず、やっていければいい」と話した。

フランスリーグでの試合、移動の疲れなども心配されるが、「疲れていることには慣れている。ストレスもない」と、国際Aマッチ通算49試合に出場している経験豊富な右サイドバックは力強かった。

ただ、アジア杯の出場は今回が自身初めてとなる。ワールドカップ(W杯)は14年ブラジル大会、18年ロシア大会と2大会連続で出場。各大陸王者を決めるコンフェデレーションズ杯にも13年大会に出場。年代別代表でも、12年ロンドン五輪で4強入りに貢献している。

「(アジア杯は)日本代表として唯一、出ていない大会。興味もあるし、モチベーションもある。いい大会、いい思い出にできればい。W杯(18年ロシア大会)もそうでしたけど、チームは生き物みたいなもの。1人の行動で崩れることもある。団結力を持っていけばいい」と話した。