サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」候補による強化合宿が4日、静岡市内で最終日を迎えた。

この日は午前中のみで、フィジカルトレーニングやミニゲームなどを行った。今回の合宿について高倉麻子監督(50)は、「シーズン明けでコンディションが上がらない時期の中で、選手たちが早めに始動してくれていたおかげで、強度の高い練習ができました」と振り返った。

6~7月の女子W杯(フランス)に向けて、メンバー選考に向けた競争が続いている。今回の合宿でベテランのMF阪口夢穂(みずほ、31=日テレ)が、右膝のけがから約8カ月ぶりに復帰した一方で、初招集の若手5人も参加し、アピールした。27日から始まる国際親善大会「シービリーブス杯」について、高倉監督は「海外選手とのマッチアップを見てみたいので、試したい選手を多めに連れて行きます」と話した。