国際サッカー連盟は7日、最新のFIFAランキングを発表し、アジア杯前に50位だった日本が27位と大幅に順位を上げた。

アジア杯の結果でアジア勢のFIFAランキングが大きく変動した。アジアでトップは29位から22位に浮上したイラン。日本に準決勝で敗れたものの、1番手をキープした。大会前3番手だった50位日本は、準優勝により27位に順位を上げて2番手に浮上。準々決勝でUAEに敗れた2番手オーストラリアは42位で4番手に後退。3番手になったのはカタールに準々決勝で敗れた韓国で、53位から38位に浮上した。優勝したカタールは93位から55位と大幅に上がり、38カ国をごぼう抜きした。

アジア杯前は同ランキング50位以内にアジア勢が、イランとオーストラリア、日本の3カ国だったが、大会後に韓国も入り、4カ国がランクイン。上位にいる欧州や南米、アフリカの強豪国は試合がなく、ポイントの変動がなかったため、アジア勢の大幅な順位上昇につながった。