帝京長岡のMF田中克幸(2年)がサッカーのU-17日本代表のチリ遠征メンバーに選出された。日本サッカー協会が12日に代表18選手を発表した。田中が年代別の代表に選ばれるのは初めて。

17日に日本をたち、23日まで滞在する予定。U-17チリ代表、U-17パラグアイ代表と試合をする。田中は右サイドハーフ、トップ下をこなすレフティーで持ち前のドリブルを南米の選手たちに披露する。

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雪が降り続く帝京長岡のグラウンドでMF田中は熱く燃えていた。「南米の選手は足元のテクニックに優れている。自分のプレーがどこまで通用するか、楽しみ」。歩き始めたころからボールを蹴って遊んできた。ボールを扱う技術の高さが持ち味だけに、“本場”の選手たちを定評のあるドリブルでほんろうしたい。

年代別代表に選ばれたのは初めて。「ずっと夢だった」という代表の座を離すつもりはない。日本は10月のU-17W杯(ペルー)の出場権を獲得している。「年代別の代表にずっといて、U-17W杯のメンバーに選ばれたい」。候補合宿などを経ずに、いきなりの選出。だからこそ、今回のチリ遠征は勝負になる。

田中は岡山県出身。帝京長岡が16年の全日本U-18フットサル選手権で優勝した動画を見て「楽しそうなサッカーだった」と入学を決めた。昨年8月には、その全日本U-18フットサルでV。「相手と近い距離でも落ち着いてプレーできるようになった」とフットサル効果を話す。「早生まれ(3月生まれ)だから、たまたま代表に選ばれたと思う」。田中はもらったチャンスを将来へ生かすつもりだ。【涌井幹雄】

◆田中克幸(たなか・かつゆき)2002年(平14)3月15日生まれ。岡山県真庭市出身。ポジションはMF。前所属はFC Viparte。8強入りした1月の全国高校選手権では2得点。173センチ、62キロ。血液型O。