日本代表(FIFAランキング26位)がMF三好康児(22=横浜F・マリノス)の先制ゴールを含む2得点の活躍も2度追いつかれ、南米の強豪ウルグアイ(同8位)と2-2で引き分けた。

注目のレアル・マドリードMF久保建英(18)はベンチスタート。日本は4失点で完敗した初戦のチリ戦同様、4バックの布陣で臨んだ。

開始早々、中盤でボール奪取に成功したウルグアイFWスアレスが意表を突いたロングシュートで日本ゴールを襲った。同3分にMF三好の右からのクロスをFW岡崎が右足をダイレクトで合わせたがサイドネット。両チームとも、ゴール前まで攻め込む展開が続くと同25分、右サイドを突破したMF三好が右足でニアにシュートを打ち込んで先制した。その7分後、日本DF植田が自陣ゴール前でFWカバニと競り合った際に右足が接触して転倒させたプレーが、VARの末にPKと判定。FWスアレスが決めて1-1の同点となり、そのまま前半は終了した。

後半も序盤から激しく攻め合った。後半14分、左からのクロスをGKムスレラがはじいたボールをMF三好が押し込み、日本が勝ち越しに成功。2度目のリードを奪ったが、ウルグアイは同20分に左CKをDFヒメネスが頭で合わせて再度追いついた。両チームとも勝ち越しを狙って攻勢に出たが、勝ち点1を分け合った。