日本サッカー協会(JFA)は13日、元鹿島DF内田篤人氏が新設するロールモデルコーチに就任すると発表した。

内田氏は今後、アンダーカテゴリーの代表チームをはじめ、JFAが取り組む若年層の強化および普及に関わる活動に参加し、世界の舞台で培った経験や知見を後進の育成に生かしてもらうのが目的。内田氏はJFA広報を通じて「頑張ります!」とコメント。反町技術委員長は「今回、内田篤人氏をロールモデルコーチとして迎え入れることができ、大変うれしく思います。内田氏は代表レベルではワールドカップ2回、オリンピック、U-20ワールドカップとさまざま世界大会に出場し、またクラブレベルでも鹿島アントラーズのリーグ3連覇やシャルケのUEFAチャンピオンズリーグベスト4進出に貢献するなど、国内外であまた経験を有しています。この経験と知識は日本サッカー界にとって大きな財産であり、これから世界を目指す選手たちのロールモデルとして多くのものをもたらしてくれることを願っています」と期待した。

内田氏は14日から始まるU-19(19歳以下)日本代表候補トレーニングキャンプで初仕事を迎える。