東京オリンピック(五輪)世代のU-24日本代表が、五輪南米予選を首位通過した強豪アルゼンチンに完勝した。

五輪本番を想定した中2日での一戦に、日本は0-1で敗れた26日の第1戦から、先発9人を入れ替えて臨んだ。

立ち上がりから、前線からの積極的なプレスで流れをつかんだ。攻撃でも、中央の久保、左サイドの相馬の個人技などで積極的に仕掛け、前半45分には、瀬古が、ラインを上げていた相手守備陣の裏に抜けた林に正確なロングパス。ワントップで先発のチャンスをつかんだ林が、巧みなボールコントロールから、右足で先制点を奪った。

前半を1-0で折り返すと、後半も日本のペース。23分には、久保のCKを主将の板倉が頭で合わせて、2点目。5分後にも、久保のCKから再び板倉がヘディング弾を決め、突き放した。

第1戦から修正力の高さを示した日本が、五輪本番に向け、価値ある勝利をつかんだ。