東京五輪で金メダルを目指すU-24日本代表のラストサバイバルから目が離せない。合宿が31日、千葉県内でスタートした。メンバーは18人で、オーバーエージ(OA)を最大3枠活用し、残る代表枠は15という狭き門。最も注目されるのはOA枠なしの、FWの争い。4人で2~3とみられる枠を巡る選考は横一線。5日に同ガーナ、12日に同ジャマイカと戦うこの活動で結果を残した選手が、東京五輪切符を手にする。その争いに迫った。【岡崎悠利】

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◆上田綺世(22=鹿島) 五輪世代では実績NO・1。4月にはリーグ戦で右腕を負傷も、そのまま試合に出て点を取った。以降離脱したが、スピード復帰で、間に合った。19年に法大サッカー部を退部して鹿島入り。もともと鹿島の下部組織出身だが、ユース昇格を果たせず進んだ鹿島学園(茨城)時代は、シュート力とスタミナ向上のため、全体練習後に1時間近くもシュート練習した。法大では1年時からストライカーとして覚醒。鹿島からのオファーを勝ち取り、南米選手権日本代表経験後に、プロになった。

社会人チームでサッカーをしていた父に憧れたのがきっかけ。父が、元ドイツ代表FWクリンスマンと同じ背番号18をつけ、泥くさいプレーをしているのを見て「かっこいい」と感じた。いわば、天性のストライカー。「ヒーローだった」と語る父のように、本大会で子どもたちの憧れとなるプレーを見せたい。

◆今季13試合6得点、182センチ、76キロ。