序盤は得意のドリブルでタッチが大きくなるなど硬さも見られたU-24日本代表MF三笘薫(24=川崎F)だったが、徐々に久保や堂安ら周囲との連係も使いながら、攻撃のアクセントとなっていった。

そして後半12分、ハーフウエーラインから「大学から(一緒に)やっているし、ああいう動きをするのは分かっていた」というFW上田へスルーパス。DF裏へ抜け出した同FWがループシュートを決めた。

「結果を出さないと(五輪メンバーから)落ちる。この1試合に左右される立場。五輪への意思の大きさがプレーに表れると思う」と話していた三笘。アシストという結果でアピールしたが、試合後は「簡単なミスが多かった。1得点に絡んだが、あれがなければ何もしていない」と自分に厳しかった。それでも周囲との呼吸は合ってきており、五輪本番へ向けて、メンバー入りの期待がかかる。

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