日本サッカー協会(JFA)は20日、6月に予定している国際親善試合ブラジル戦など同4試合に臨む日本代表メンバー28人を発表した。

所属のアイントラハト・フランクフルトで欧州リーグ(EL)優勝を果たしたMF鎌田大地(25)と、所属チームでカップ戦を制したMF堂安律(23=PSV)がそろって代表復帰を果たした。

森保監督は、会見の席で「彼らは所属チームで自分の存在を常に見せ続けていた。2人ともタイトルを取った。その自信は間違いなく彼らの力に上乗せされていく。さらに貪欲に向上心を見せてくれるところを見られるように期待しています」と再会を心待ちにした。

鎌田はELではチームトップの5得点と活躍し、スペイン1部バルセロナなど強豪を連破し、タイトル獲得に貢献していた。

鎌田はトップ下のポジションで存在感を示していたが、日本代表が4-3-3のシステムになり出場機会を減らしていた。

森保監督は6月の4試合で、ベースの構築に加え、3バックや4-2-3-1のシステムのオプションを増やすチャレンジも示唆し「形は1つではなく、システムを変えながら選手の良さを発揮してもらえるようにトライすることも考えたい」としている。

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