東アジアE-1選手権で活動中の日本代表MF西村拓真(25=横浜)が、ロシアでの悔しさを明かした。22日、オンライン取材に対応。18年に所属した仙台(当時J1)で、リーグ戦24試合11得点を挙げ、ロシアの名門CSKAモスクワに渡ったが、出場機会を得られず。「足りないものを痛感した。フィジカル、スピード感、インテンシティ、全体としてのベースが足りなかった」とレベルの差を感じた。

今季から加入した横浜では、ここまでリーグ戦で日本人2位タイの8得点をマーク。初の代表入りもつかんだ。E-1選手権の初戦の19日の香港戦(カシマ)では、デビュー戦で2得点を記録。「代表への重みや覚悟、責任は改めてより強いものになった」とうなずいた。「日々の積み重ねが大事だと思っている。毎日、毎日を大事にしていきたい」。成長を続け、代表での定位置を確保する。