連覇の壁は高かった。「ヤングなでしこ」U-20女子日本代表が決勝でスペインに敗れ、大会史上初の連覇はならなかった。
前半に3失点を喫す苦しい展開。しかし、後半開始直後の2分に途中出場のMF天野が1点をかえすなど、最後まで諦めなかった。
どんな場面でも、笑顔とサッカーを楽しむ姿勢を忘れなかった日本。副キャプテンのDF杉沢海星(みほし、20=大宮)は「苦しい状況になった時に、立て直せなかったことが日本の実力不足」と前半を振り返ったが、後半のプレーには充実感をにじませた。
「後半、本当に日本のサッカーができて、日本らしさを日本の皆さん、応援してくれている皆さんに見せられた。負けた試合になったが、本当にすごく楽しくて、成長しかないと感じることが出来た。この舞台に立てて本当にうれしかった」
頂点にはあと1歩及ばなかったが、この日もアグレッシブなプレーでスタジアムのファンを沸かせた。会場に詰め掛けた観客からは、何度も大声援が送られていた。

