エクアドルのアルゼンチン人指揮官、グスタボ・アルファロ監督(60)がスコアレスドローに終わった日本戦を振り返った。

エクアドルのエル・コメルシオ紙電子版によると、同監督は試合後「ゲームの大部分でチームはとても良いプレーを見せたと思う。セットプレーやPKではっきりとしたチャンスもつくった。PKで得点することはできなかったがね。両チームにとってW杯へ向けた良いリハーサルになったと思う」と話し、自軍が優勢だったという認識を示した。

23日の日本-米国戦を研究したというアルファロ監督は、メンデス、カイセド、シフエンテスのMF3人で中央を分厚く守る戦術を採用。「日本の中央のパスコースを封じることが必要だった。そうすれば彼らを外回りさせることになり、日本が得意とするサッカーができなくなる」と説明した。

一方、同監督はPKを失敗したエネル・バレンシアについて「彼は点取り屋だが、PK失敗は誰にでも起こり得る、サッカーの一部だ。エネルは我々のキャプテンであり、リスペクトされている選手。彼への信頼は揺るがない」と話し、今後もPKキッカーを任せると示唆した。