サッカー日本代表の森保一監督(54)が2日、日本代表のオフィシャルパートナーである英ダンヒルの新スーツ発表会見に出席した。

ダンヒル社は今年で創業130周年を迎える世界的ブランドで、24年間にわたって日本代表のオフィシャルスーツを手がけている。

昨年はストライプ柄だったところから、23年の仕様はよりシンプルなネイビー色のデザインになった。試合時には決まってスーツ姿で指示を送る指揮官は「試合前に着替えたときには背筋が伸びて、気持ちがぴりっとしてスイッチ入れてもらえる」と笑顔で話した。

同社は今年から、品格や洗練された男らしさを持つ人を「The dunhill man」に認定。ここまで俳優のリチャード・E・グラント(66)などイギリス出身の5人が選ばれており、森保監督は6人目として、イギリス出身者以外では初めて選出された。スポーツ界で選ばれるのも初。「日本人男性として、選んでいただけたことを非常に光栄に思います」と照れ笑いを浮かべた。

新スーツは、6月の日本代表活動から早速着用する。15日にエルサルバドル、20日にペルーとそれぞれ国際親善試合を控えている。「3月は勝つことができなかったので、まず勝って、日ごろの応援に応えられるようにしたい」。力強い言葉で勝利を誓った。