森保ジャパンの主将に任命されてから初の出場となった遠藤航(30=シュツットガルト)が、ペルー代表戦で攻守両面に渡る奮闘を見せて4-1の勝利に貢献した。

中盤の底として、キャプテンマークを巻いて先発。球際の強さ、キャプテンシーを発揮しながら、前半22分に伊藤洋輝の先制点をアシストした。新主将が、22年カタールW杯後初の連勝に導いた。

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新主将のMF遠藤が、日本を快勝に導いた。

主将就任以降では初出場のピッチ。「前半から自分たちのゲームプランがはまっていた」。4-1-4-1のアンカーとして、序盤からデュエル王らしく球際での強さを発揮した。中盤の底で構えながら、要所で鋭く動き出して相手の攻撃の芽を摘む。「相手の球際が強いのはわかっていたし、そこで上回るのが自分の仕事」。攻撃面でも、縦パスを入れるだけでなく「周りがどうポジションをとるかによって、自分のポジショニングを変えた」。柔軟な判断で高い位置を取り、相手に混乱を与えた。

ゴール前でボールを受けた前半22分には「入る雰囲気がちょっとあった」と左のDF伊藤洋にパスを送り、先制点をアシスト。厚みを持った攻撃を狙う新布陣の中で、攻守をつなぐキープレーヤーとして存在感を見せつけた。この試合で通算50試合に達した出場数は、今回の招集メンバーで最多。後半20分に体を張ってカウンターのピンチを防いだ場面など、勘所を押さえたプレーで試合を締めた。

16年リオデジャネイロ五輪や、現所属のシュツットガルトでも主将を任されてきた。この日、左腕に白い腕章を巻いた初戦でも変わらない。ピッチ内であらゆる選手とコミュニケーションを取り、後半36分にベンチに退いた後も、失点した仲間たちに即座に外から声をかけた。「今回はしっかり話しながらやれた」と、常に中心に居続けた。

吉田麻也から受け継ぐ代表主将の系譜。リーダーにふさわしいパフォーマンスで難敵撃破の立役者となった背番号6は「細かいことを詰めていく作業。それが主将としてやらなきゃいけないこと」と話し、これからの日本をけん引していく覚悟を示した。【永田淳】