日本代表の森保一監督が、パリ五輪世代のU-22日本代表を兼ねるGK鈴木彩艶(ざいおん、21=シントトロイデン)を、来月のW杯アジア2次予選でもA代表候補として優先する意向を示した。11月はU-22代表の活動も重複。同アルゼンチン代表との強化試合も予定されているが「アジア予選を勝って経験してもらいたい、ということは考えている」と語った。鈴木は前日チュニジア戦でA代表初先発、完封で飾っていた。

森保監督は21年東京五輪と22年W杯カタール大会で2世代の代表監督を兼任。下のカテゴリーから積極的にA代表へ引き上げ、DF冨安やMF久保が既にチームの柱となっている。U-22代表を指揮する大岩剛監督とも話し合い「A代表の経験と基準を持って、五輪に行ってもらいたい部分はある」と、自身の成功体験をパリ大会にも継承する。

9月の欧州遠征には招集されていたGKシュミット・ダニエル所属の仲間であり、ライバル。指揮官は「レギュラーは1回1回の活動で選手がつかむもの。序列はいつ変わるか分からない」。登録メンバーも26人から23人に絞り込まれる来月16日のW杯予選の初戦ミャンマー戦へ、約束された選手はいないと強調した。競争を促しながら、自身2度目のW杯への挑戦をスタートさせる。【岡崎悠利】