サッカーのAFCアジアカップ(アジア杯)カタール大会で準々決勝敗退した日本代表の森保一監督(55)が4日、ドーハから東京・羽田空港に帰国した。1-2のイラン戦後、MF守田英正(スポルティング)の「ピッチ外からアドバイスがほしかった。決めごとが定まっていなかった」などという発言について問われると、こう答えた。
「そうですね。コンセプトに関しては、チームの基本的なコンセプト、ベースの部分と、対戦相手との組み合わせの中でのコンセプト、ベースというところは選手に伝えていますし、必ず言って試合には入っています。ただ、全ての起こり得る局面を、全部、細かく伝えることができるかというと、いろいろな局面がサッカーの中では起こりますし、1回として、同じ局面は実はないかなと思っています」
「その中で、チームが活動する中で、少しずつ全ての局面に対応できるように、コンセプトは積み上げていけていると思いますし、イラン戦においては選手がまだ、うまく局面を打開できるだけのコンセプトの共有はできていなかったというところはあったかなとは思いますが、それはまた、この経験が1つ積み上げになって、次へのチーム力につながっていくのかなと思っています」
「選手ができるだけ思い切ってプレーできるように、いろいろな準備をしていきたいと思っていますし、決まったことをやり続けるということは、また、その上をいかないといけないと思っています。チーム戦術で解消できるところと、選手が対応力をもって、局面を打開できるところに向けて今後もチームづくりをしていきたいと思います」
大会は、アジア最上位のFIFAランキング17位で迎えた大会で、過去最低タイの8強止まり。3大会ぶり5度目の優勝を逃していた。

