サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)は、北朝鮮とのパリオリンピック(五輪)・アジア最終予選の北朝鮮戦第1戦(24日)がサウジアラビアのジッダで開催される方向に決まった。チームは20日、イングランド組の4人を除き、千葉市内で調整を行った。

開催地に向けて出発する方針が固まったことを受けて池田太監督(53)が取材に応じた。

試合5日前時点で開催地が確定しない異常事態だったが「国内キャンプをして、アウェーの試合に行くという流れは変わっていないし、もともとの予定でも今日出発するという予定のなかでの取り組みだったので、天気も良く、計画していたトレーニングもできたので、そういう意味では準備はしっかりできたかなと思う」と前向きな姿勢を示した。

19日午前に、ジッダ開催の準備を進めるようにAFCから連絡を受け、チームももろもろの手続きに着手した。同日夜に田嶋幸三会長がホテル宿舎に来て、説明を行ったという。20日午前の時点で正式なレターは届いていないが、中東での開催から逆算して準備を進める。

「憤りとかそのエネルギーは自分で持っても変わらないことじゃないですか、はっきり言って。だからそのエネルギーを使うよりは、ピッチの上でサッカーのことや相手と戦う、DPR(北朝鮮)に向けてのエネルギーに使おうよと話をしていた」と冷静な戦いを心がける。

現地到着から試合までの日程がタイトなことは、昨年12月にブラジル遠征で経験済み。時差や気温差への対応についてもそのノウハウを生かす。「メディカルグループも含めて対応はいつも通りの流れです」。異常事態にも動じず、目の前の一戦をものにする。