神戸が完封勝利で「名古屋アレルギー」を拭い去った。07年9月22日(神戸ユ)以来、15試合ぶりの白星をつかみ、リーグ戦連敗を11で止めた。リオデジャネイロ五輪日本代表候補のDF岩波は「いつも負けているところに勝てて良かった」と喜びをかみしめた。

 前半11分にCKからFWレアンドロが頭で先制弾。同42分に無人のゴールへ打たれたシュートは、岩波が右足でクリアした。守備陣は4戦連発中だったFWシモビッチを徹底マーク。前半終了間際に負傷交代したレアンドロの穴を全員で埋め、ネルシーニョ監督は「質の高い、いい対応を続けてくれた」と喜んだ。

 岩波は累積警告の代償を負い、次節川崎F戦は出場停止。指揮官は「神戸が常に前を向いていること」を上昇の条件に掲げる。鬼門突破で得た自信を胸に、今度はリーグ2位の強敵を食いに行く。【松本航】