鹿島アントラーズの大岩剛監督(44)が、白星発進した。前半14にMF中村充孝(26)が先制。同30分、43分とMFレアンドロ(24)が連続得点するなど、先発起用も的中した。

 ボランチで先発したMF三竿健斗(21)も「力んでいて、剛さんに『リラックスしろ』と試合中に言われて、力が抜けた」と感謝。FW鈴木優磨(21)も「今日はかける思いがあったし、剛さんも監督として初めて。勝たなきゃ意味がないという気持ちだった」と結果に満足していた。

 今季左MFでの起用が多かったFW土居聖真(25)をトップで起用し、右サイドバックのDF西大伍(29)も右MFで途中投入。試合終了間際にはMF小笠原満男(38)を途中起用し、3ボランチの形で守るなど、早くも“大岩色”も披露した。

 日本代表戦のため、次節は17日の北海道コンサドーレ札幌戦(カシマ)となる。チームは5日から2日間のオフを挟み、大岩監督のもと再始動する予定だ。