FC東京は8日、同日夜のJ1リーグ第18節ホーム鹿島アントラーズ戦(午後7時、味の素スタジアム)のチケットが完売したと発表した。全席種で当日券の販売はない。完売は約2年ぶりで、マインツ移籍が決まったFW武藤嘉紀の最終戦(15年6月27日清水戦)以来となった。

 J1の後半戦“開幕”となる、この試合は「GET THE DOUBLE~ダブルを奪い取れ~」と銘打ったイベントも実施される。アウェーで1-0の勝利を収めた今季開幕戦(2月25日)に続く、鹿島アントラーズ戦の連勝=ダブル(同一シーズン中、同じ相手にホーム、アウェーとも勝利すること)を目指し、各種イベントが行われる。

 攻守の2枚看板、FW大久保嘉人とDF森重真人を負傷で欠く東京は、現在リーグ3連敗中の9位。対する首位の鹿島は史上初のアウェー全勝で前半戦を折り返し、後半戦も敵地での勝ちを狙ってくる。リーグ戦も5連勝と絶好調の難敵だが、満員(入場可能数=4万8999人)のサポーターの応援を背に「ダブル」を狙う。