ガンバ大阪の日本代表MF倉田秋(28)が11日、天皇杯で公式戦の連敗ストップを誓った。この日は12日の天皇杯3回戦千葉戦に向けて敵地入り。10年に期限付き移籍で千葉に在籍していた倉田は「育ててもらった恩もある。プレーで成長した姿を見せられるようにしたい」と意気込んだ。G大阪がJ2だった13年のアウェー千葉戦は負傷で同行していなかったため、G大阪に復帰してからはフクアリでプレーするのは初めて。7年ぶりの舞台に「楽しみ。スタジアム(フクアリ)も好きやし。雰囲気もいい」と心待ちにした。

 チームはリーグ戦で2連敗中。一方で相手の千葉は3連勝中で3試合14得点と勢いに乗っている。日本代表MFは「迫力があるチーム。あまり受け(身になら)ずにドンドンといければいいかな」と分析。中断明けにはリーグ戦でC大阪とのダービー(29日)が待つ。吹田Sで初めて行われるダービーで勝つためにも、まずは天皇杯で悪い流れを断ち切る。