J1柏レイソルは19日、千葉・柏市内で1時間余りの全体練習を行った。6月30日からチームに新加入した、元韓国代表のMFキム・ボギョン(27)は、居残りでシュート練習や筋力トレーニングを行うなど、全体練習後も1時間近く、自主的に汗を流した。

 リーグの規定で追加の選手登録は21日以降となり、最短の出場は30日の次節ベガルタ仙台戦となる。すでにチームメートの顔と名前、プレースタイルなどの把握は進んでいるという。それでも「戦術的に学ばないといけないことは多い。細かい部分はこれからだけど、みんな技術は高い」と話し、新天地で日々刺激を受けている様子だ。

 「この暑さはきつい」と苦笑いを浮かべるが、続けて「毎日限界までやらないといけないと思っている」と、自主練習でコンディションを上げている。ポジションは未定だが「ゴールに絡むプレーを期待されていると思う」と話す。チームは鹿島アントラーズ、セレッソ大阪と上位対決で連敗して中断期間に突入しただけに、新たな攻撃パターンをつくり出して、勝利に貢献したい考えだ。