北海道コンサドーレ札幌は24日、札幌・宮の沢でタイ遠征を外れた主力組が、パスゲームなどで汗を流した。前夜に帰国したばかりの四方田修平監督(44)は、片道約15時間をかけての移動に加え、2泊3日の強行軍に「相当な疲労感はあるし、かなりの労力を費やした」。疲労の色を見せながらも「行って良かった。日本とは違うサッカー文化に触れ、タフな状況でタフな試合を強いられたことは、選手にとって、長い目で見れば良い経験になる」と、収穫を口にした。

 今年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で決勝トーナメントに進出したタイ・プレミアリーグの強豪、ムアントンとの親善試合は0-1で惜敗も、後半戦へ向けては、良い腕試しとなった。明日26日のルヴァン杯プレーオフ第2戦では、敵地でセレッソ大阪に挑む。本拠地で行われた第1戦は0-2で敗れているため、準々決勝進出には、2点差以上での勝利が条件。「0-2からのスタートを、どう挽回するか。ベスト8進出へ、できる限りのことをしたい」と意気込んだ。