J1ベガルタ仙台は5日、アウェーで鹿島アントラーズと対戦する。

 8月のアウェー鹿島戦は3年連続だ。渡辺晋監督(43)は「神様に試されていると思う」と語った。

 ここ2年間のアウェー鹿島戦は、激闘を繰り広げてきた。15年8月16日の敵地鹿島戦は、MF野沢拓也(35)が古巣相手に前半だけで2得点を挙げるも、その後3失点し、2-3と逆転負けを喫した。リベンジに燃えて迎えた16年8月6日の敵地での同カードは、MF奥埜博亮(27)が前半35分に相手のパスミスから奪ったゴールを守りきり、1-0で勝利。「大きな進歩だと思った」と成長を実感した。

 迎える3度目の8月対戦。「自分たちの伸びしろを、伸び具合を神様が試させてくれている」と表現した。鹿島は5月31日に、大岩監督が就任した。「鹿島らしくなったと、より一層感じます」と警戒する。それでも昨年勝利しているだけに、「いいイメージはあると思う。締まったゲームになるんじゃないか」と選手の躍動を期待した。