セレッソ大阪のMF山村和也(27)が、左足首痛からの復帰戦で先制ゴールを決めた。

 前半24分、CKからDF田中が頭でつないだボールを鮮やかなボレーシュートで突き刺した。「いい形で前半は入れた」と山村。続く33分にもFKからDF木本が2点目を決め、優位に立ちながら後半、立て続けに3失点した。

 「全体的に押し上げることができなかった。甘さが出てしまった」と山村。主将のFW柿谷も「悔しい。2-0からひっくり返されるのはよくないこと。悔しがっているだけじゃ、次に進めない」。次戦は19日のジュビロ磐田戦。しばらくの“夏休み”をはさんで、首位奪還の戦いに臨む。