川崎フロンターレがFW小林悠の2ゴールなどで浦和レッズにホーム先勝した。決勝トーナメントでは11年の決勝T1回戦でセレッソ大阪がガンバ大阪に勝って以来5度目となる日本勢対決を制した。

 前半32分、ペナルティエリアへ勢いよく進入した川崎FのMF中村が相手ディフェンスをかわす。その勢いのまま右足アウトサイドでゴール前のFW小林へグラウンダーパスを送った。待ち構えていた小林は左足で流し込み先制点を奪った。

 後半6分に川崎Fが追加点を挙げる。MFエドゥアルド・ネットが前線のFW小林へ絶妙なパス。FW小林はワントラップから左足でシュートを放った。浦和GK西川にはじかれるが、走り込んだDFエウシーニョが右足で押し込み2点目となった。

 浦和は同31分、1点を返す。MF青木が前線のFW武藤へ緩やかなループパス。オフサイドぎりぎりで反応した武藤が抜け出し、左足でGKの股を抜きゴールを決めた。

 後半42分、川崎Fが浦和を突き放す。ペナルティエリアの左をドリブルで駆け上がったMF家長がゴール前へクロス。これに反応したFW小林がヘディングでこの日2点目となるゴールを決めた。

 次は浦和のホーム埼玉で、9月13日に対戦する。