ベガルタ仙台MF椎橋慧也(20)が、今日26日の敵地北海道コンサドーレ札幌戦で自身初のリーグ3戦連続先発出場へ意欲的だ。ボランチが本職の2年目は、今季は3バックの一角で成長。「ビルドアップの部分はボランチとかぶるので、自信を持ってやれている」と手応えを感じている。

 渡辺晋監督(43)はビルドアップに加え、「守備のところで手堅さを見せてくれている」と評価する。その良さは、23日のミニゲームでも垣間見えた。効果的な縦パスから好機を演出。自陣ゴール前でパスカットし、ピンチの芽をつんだ。

 出場4試合は、すべてフル出場。前節の19日新潟戦では左サイドをえぐられなかったが、トータルで危ない場面もあったとし、気を引き締めている。札幌には自身のポジションを開幕時に務めたDF石川直樹(31)がいる。先輩から学んだ「声掛け」を怠らずに守備陣と連係し、完封勝利を目指す。