ガンバ大阪が4年連続で準決勝進出を決めた。

 後半1分にFW長沢駿(29)が先制、同19分にはMF泉沢仁(25)が追加点を挙げた。第1戦をスコアレスドローとしていたが、本拠地では2発で快勝した。

 「守備は集中して0点に抑えて、攻撃は2点を取ってよく頑張ってくれた。最近、ホームで勝てていなかったので、サポーターが喜んでくれた」と長谷川健太監督(51)。公式戦では7月29日セレッソ大阪とのJ1以来のホーム白星に、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 W杯アジア最終予選のサウジアラビア遠征のために日本代表のGK東口、DF三浦、MF井手口の3人を欠いていた。指揮官は「(2点目を決めた)泉沢がこの2試合は大きな働きをしてくれた。(次回も)出た時は仕事をしてほしい」と話した。

 準決勝(10月4、8日)はC大阪との大阪ダービーに決まり、長谷川監督は「また熱い2試合ができるのは幸せ。しっかり勝って優勝をつかみたい」と意気込む。G大阪は14年に優勝して以来、2年連続で準優勝に終わっている。