アウェーの清水エスパルスは1点を守りきり、リーグ4試合ぶりの勝利を挙げた。

 ヴァンフォーレ甲府は出場停止のDFエデル・リマに代わり、DF畑尾が先発。さらにFWリンスが加入後初先発となった。前半2分、ゴール前の混戦からMF田中がシュートを放つが、枠を超えた。清水は同21分、移籍後初先発のMF清水のFKからMFミッチェル・デュークが頭で合わせるが、枠を大きく超えた。甲府は同43分、MF兵働の左CKから混戦となり、押し込んでゴールネットを揺らしたが、その前にGKチャージがありノーゴールとなった。前半は0-0で折り返した。

 後半25分、清水はMFミッチェル・デュークのヒールパスに反応したFW北川が右足ゴールを決め、先制した。甲府はFWウイルソンらを投入。FKやCKなどから再三チャンスを作ったが、決めきれなかった。

 清水が体を張った守備で守りきり、J1残留をかけた直接対決に勝利。連敗を3で止めた。甲府はリーグ5戦勝ちなしとなった。