サガン鳥栖は27日、佐賀・鳥栖市内で調整し30日のホーム鹿島アントラーズ戦(べアスタ)に備えた。

 雨の中、10対10の実戦形式練習などで攻守を確認。28、29日は非公開練習を行い難敵撃破の精度向上を図る。

 マッシモ・フィッカデンティ監督(49)によると、選手は「最高のゲームをしようと、やる気を見せている」という。指揮官も「こうやれば絶対勝てるというのはないが、全部出しきれるかがポイントになる。犠牲心や勝ちたい気持ちをいつも以上に出せるか」と気合十分だ。

 前節浦和レッズ戦は2度のリードを保てず痛恨の引き分けに終わっただけに「悔しさが残った」と話す教訓を肥やしに首位撃破に臨む。