J1残留を争う大宮アルディージャと清水エスパルスの直接対決は、0-0の痛み分けに終わった。

 清水はFW鄭大世とFWチアゴ・アウベスの主力が、12試合ぶりに先発に名を連ねた。一方、ホームの大宮はFWマテウスが出場停止。前半5分、DF奥井の右クロスからFWマルセロ・トスカーノがヘディングシュートを放つが、ゴール左へ外れた。その後も大宮がボールを保持する展開が続いた。清水は同34分、チアゴ・アウベスがドリブル突破からシュートを放ったが、枠をとらえられなかった。前半は0-0で折り返した。

 清水は後半13分、チアゴのFWから鄭大世がヘディングシュートを放ったが、枠の外。大宮は後半30分過ぎからDF菊地を前線に上げてパワープレーを仕掛けた。セットプレーから何度もチャンスを作ったが、決定力を欠き無得点に終わった。

 大宮は6戦勝ちなし。清水は連敗を2で止めたが、残留争いから抜け出すことができなかった。