首位を独走する鹿島アントラーズだが、立ち上がりからサガン鳥栖の攻勢を受け、連勝が5で止まった。受け気味だった前半を0-0で折り返し、後半は徐々にリズムを取り戻したが、得点できず。35分についにゴールを割られた。大岩監督が就任した5月末以来、初めて無得点で敗れ「悔しい敗戦ですね」と顔をしかめた。

 FWのシュート数が金崎は2本、土居は1本。少ない好機をものにできず「最後の精度を欠いた」と選手、監督ともに口をそろえた。6試合ぶりの黒星にうつむく選手が多い中、日本代表DF昌子は「この負けを引きずってはいけない。また勝ち続けていきたい」と気持ちの切り替えを強調した。