J1ベガルタ仙台は27日の練習で、初めてドローンが試験的に導入された。

 2台のドローンが上空約60メートルを飛行し、縦と横の2方向から紅白戦を撮影した。早速映像を見た渡辺晋監督(43)は「ちょっとした距離感や隙間、スペースがこんなに見られるとは。画質が4Kなので。今までは横から撮っていただけだったが、縦から撮ると新鮮だった」と驚いた。また「前から興味があった。試験的にやってみた。本格的にやるか検討する」と前向きなコメントを残した。

 練習後には、好奇心旺盛なMF野津田岳人(23)らが操縦を体験した。野津田は「面白いですよね。仙台もやった方がいいと思います。近未来的だなと思った。上空から練習を見て撮れるなんて、すごいと思いました」と笑顔だった。