現在リーグ戦4位のセレッソ大阪は27日、大阪・舞洲で29日大宮アルディージャ戦(金鳥スタ)に向けて約1時間汗を流した。

 FW杉本健勇(24)は、浦和FW興梠の20得点に次ぐ19得点で得点ランキング2位。これまでの結果に「まさか自分がこれだけ取れるとは。ファンのみんなが1番びっくりしてるんじゃない?」と冗談交じりに話し、報道陣の笑いを誘った。ただ、現状への満足感はない。目の前のゴールだけに集中しており、「支えてくれる仲間のおかげ。決めることでチームを助けられている。これからも継続して取っていきたい」と仲間への感謝も忘れない。

 ゴールのコツを尋ねられた杉本は「全然分からない。でも、自分がやりたいことだけじゃなく、監督に言われるような、やるべきプレーを整理して、それができたときに点が取れている」と充実感を漂わせた。