ガンバ大阪が川崎フロンターレとの激闘を制し、3年ぶり8度目の決勝進出を決めた。

 試合終盤に1-3から逆転する劇的勝利。2点を追いかける後半38分、DF中島大雅(18)のヘディングシュートで1点差とすると、その4分後に途中出場のFW大谷優斗(16)がこぼれ球を押し込んで追い付いた。

 G大阪の猛攻は続き、ロスタイムに突入した後半47分、MF丹羽匠(17)が相手のクリアボールを直接右足で合わせゴールに流し込んだ。劣勢から10分間で見事な大逆転劇。実好礼忠監督(45)は「何どうなったのか…いろんな力が合わさった中での勝利。粘り強さと幸運があった」と選手をたたえた。

 第25回を迎えるJユース杯は、J1、J2、J3の51クラブ(福島、藤枝、沼津は不参加)と日本クラブユースサッカー連盟の地域代表4チームの計55クラブがノックアウト方式によるトーナメントで戦う。

 決勝は京都サンガFC対G大阪の関西対決で、19日に長野Uで行われる。