高川学園(山口)がPK戦の末に清水桜が丘(静岡)に競り勝ち、2回戦へ駒を進めた。

 前半から押される時間帯が長かった中、185センチのFW土信田悠生(3年)にロングパスを送ってのカウンターでチャンスをうかがった。GK安倍洋一郎(3年)が1対1を止めるなど好セーブを続け、0-0で迎えた後半35分。FKのこぼれ球を途中出場のFW山本廉哉(2年)が詰め、先制に成功した。

 38分に追いつかれてPKにもつれるも、GK安倍が4本目をストップ。5人全員が決めて勝利をものにした。安倍は「とにかくゴールを守ろうと。これからもっと難しい試合になっていくと思う。(相手は)細かいところを突いてくると思うので」と次戦を見据えた。