2大会ぶりのV奪回を目指す東福岡が、初戦を快勝で飾った。前半33分に左サイドからのクロスにMF沖野直哉(3年)が左足で合わせて先制点を挙げた。後半には、G大阪入りが内定して、主将でもあるMF福田湧矢(ゆうや、3年)がPKで2点目をゲット。試合終了間際にはFM木橋朋暉(ともき、3年)が、FKから左足で直接ゴールを決め、3点目を追加しての圧勝だった。MF福田湧は「相手は強かった。2点目が取れたのが大きかった」とチームの勝利に笑みをこぼした。J2岡山入りが内定しているDF阿部海大(かいと、3年)は「まだまだみんな初戦で堅かった。たくさんシュートを打たせてしまったので課題はあります」と完封勝利にも気持ちを引き締めていた。

 森重潤也監督(52)は「球際、スピードは相手はすごかった。力があるチームに勝てたことは大きい。ただ、まだまだ課題はある」と快勝にも2回戦以降の戦いに気持ちを向けていた。