2年ぶり15度目出場の初芝橋本(和歌山)が、0-5で前橋育英(群馬)に敗れ、初戦敗退となった。

 前半16分に先制点を許すも、0-1で折り返して耐えた。だが、後半は防戦一方。主将マークを巻いて守備を統率したDF上原真尋(3年)は「群馬県大会の映像を見て対策は考えていたけれど、すべてやられてしまった。僕の駆け引きより、もう1個裏をかいたり何個もパターンがあった。上には上がいるなと思った」と悔しがった。

 キャプテンマークは、Bチームのメンバーからプレゼントされたもの。「つながり」と力強く書かれている。「キャプテンマークには責任感がありますし、ベンチに入れなかった90人を超えるメンバーの思いもある。今日の1点目は自分のミスですし、負けたのは自分の責任。全国制覇を目標に頑張ってきたが、悔いなくできた」と表情は晴れ晴れとしていた。