羽黒(山形)が大敗を喫した。前半3分で大阪桐蔭に先制を許すと、同31分から前半終了まで立て続けに失点。後半も2点を失い、0-6で初戦敗退した。

 J2モンテディオ山形でもプレーした本街直樹監督(49)は「相手にびびってしまった。2、3点目は同じコーナーキックからやられたのが敗因」と話した。山形勢はこれで初戦11連敗。羽黒も6年ぶりの出場で「ふわふわした感じ」(本街監督)だった。それでも後半は頻繁に相手ゴールに迫り、見せ場はつくった。先発の6人が1、2年生と若いチーム。プレースキッカーで、新チームの主将に内定しているDF星野竜弥(2年)は「最初は雰囲気にのまれましたが、後半は自分たちのサッカーがある程度できました。もう1回戻ってきたい」と話した。