初出場の日本文理(新潟)は、GK相沢ピーターコアミ(2年)の好セーブで新潟勢最高成績タイの8強入りを決めた。

 FWからGKに転向したのは昨年1月と、浅いキャリアながら1-1からのPK戦で2本止めた。作陽(岡山)最初のキッカー、DF大坂颯樹(3年)に対しては左に跳んだが、以後は7人連続で右に跳んで、MF中西樹大(3年)とDF羽田一平(2年)のキックを阻んだ。「ここで決めればヒーロー」という指導スタッフの言葉に反応する好セーブだった。

 駒沢隆一監督(56)は「相沢は至近距離のシュートの反応がいい。キャリアが浅いから、のびしろもある」と2年生GKをほめたが、試合内容には納得しなかった。連戦の疲労で持ち前の運動量を見せられなかったのが不満の理由だ。「内容は負けていた」と指揮官が振り返るゲームを、経歴の浅い2年生GKが救った。