松山東署は5日、横断歩道を渡っていた主婦(81)を乗用車ではね、けがを負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、サッカーJ2愛媛FCの選手浦田延尚容疑者(28)を現行犯逮捕した。主婦は、あばら骨や骨盤を折るなどの重傷だが、命に別条はない。

 愛媛FCのホームページ(HP)などによると、浦田容疑者は2018年シーズンから松本山雅FCに移籍加入することが発表されていた。

 逮捕容疑は、5日午後4時10分ごろ、松山市味酒町2丁目の市道交差点で、横断歩道を渡っていた主婦をはね、転倒させてけがを負わせた疑い。

 浦田容疑者は「前をよく見ていなかった」と容疑を認めている。

 愛媛FCはHPで「事故に遭われた方やご家族にご迷惑を掛けたことを心よりおわびする」とのコメントを出した。