前橋育英(群馬)が2大会連続で準決勝へ駒を進めた。

 後半途中出場のFW宮崎が28分に3点目。DF1人をなぎ倒して左足を振り抜いた。オーストラリア人の母を持つ宮崎は幼少期に水泳とヒップホップで体のバランスを鍛え、185センチの身長を大きな武器にした。ヒップホップの経験を生かした即興ダンスで仲間を笑わせる明るいストライカーは大会2点目にも「まだ(5得点のFW飯島)陸に負けてるので」とゴールへの意欲を語った。