栃木県予選で出番のなかった矢板中央2年生のMF山下純の決勝点で09年度以来の4強進出を果たした。

 前半36分にFW大塚(2年)のシュートを相手GKがはじいたところを右足で押し込んだ。50メートル5秒9の俊足を生かした突破力が自慢だが、県予選では控え。自主練習を重ね、本番1週間前のプリンスリーグ関東参入決定戦で先制点を挙げて猛アピール。全国でレギュラーをつかんだ。「長く先輩たちとサッカーがしたい」と同校初の決勝進出を目指す。