富士ゼロックス・スーパー杯(2月10日午後1時35分キックオフ、埼玉)の開催発表会見が24日、東京・JFAハウスで行われ、Jリーグの原博実副理事長(59)、昨季J1リーグ優勝の川崎フロンターレからDF谷口彰悟(26)、ルヴァン杯と天皇杯の2冠に輝いたセレッソ大阪からMF清武弘嗣(28)が出席した。

 今年で25回目を迎える、昨季J優勝チームと天皇杯王者の対決。原氏は「記念すべき年に魅力的な両チームの対戦が実現します」とあいさつ。前座として、U-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜が戦う「NEXT GENERATION MATCH」(午前10時30分キックオフ)が行われることに触れ「調べてみましたら、今まで出場した計300人ほどの選手のうち約50%がプロになっていました。ぜひ将来のプロ選手を見に来てください」と来場に期待した。

 例年、会場には各クラブのマスコットが集結。「今年からJ3も参加することになりました」と紹介し、ハーフタイムに人気上位3体が発表される「Jリーグマスコット総選挙」もPRした。特別協賛する富士ゼロックス社への感謝、日本テレビ系列で生中継されることなど、伝えるべき情報を一通り伝えた後、最後に「富士ゼロックス・スーパー“サッカー”をよろしくお願いします」と頭を下げた。しかし、すぐ司会のJリーグ広報から「スーパー“カップ”でございます」と訂正アナウンスが入り、原氏は「すいません」。頭をかいて笑わせるオチが新シーズン到来を告げた。