ジュビロ磐田が鹿屋体大に4-0で勝利した。2点リードの4本目に、MF針谷岳晃(19)が、1得点1アシストを記録した。同2分、直接FKをゴール左上に突き刺し、2戦連続得点。22分には、FKからDF大南拓磨(20)のゴールを演出した。全体練習後、FKの居残り練習を必ず行ってきた針谷は「練習もしていたし、壁を越えれば入ると思っていました。決められてよかったです」と笑顔で振り返った。

 リーグ戦初出場を狙うプロ2年目の司令塔は、名波浩監督(45)に結果でアピールした一方で、課題も口にした。「前の選手を動かしたり、守備の部分でもっとやるべきことをできるようにしたい。そうすれば、1ランクも2ランクも成長できると思っています」。満足せずに、さらに上を目指す。【前田和哉】