昨季限りでの引退を表明していた元J1ベガルタ仙台FWの平山相太氏(32)が22日、ユアテックスタジアム仙台で会見を行った。  

 

 -ケガした後、どんな信念でサッカーを続けてきたのか? 

 平山氏 サッカーができない時期が長かったが、自分がどれだけサッカーが好きなのか、どれだけ試合に勝つことがうれしいのかに気付いた。それを信念にやってきました。

 -会見前に仙台の選手にあいさつした

 平山氏 自分が志半ばで終わってしまった悔しさを選手たちに託しました。今シーズンの活躍を願っています。

 -チームへの期待

 平山氏 昨季からすごくいいサッカーをしていた。見ていて楽しかったし、強さを感じていた。今季それがスケールアップし、進化しているので楽しみにしています。

 -怪物と呼ばれメディアに追いかけられ続けてきた

 平山氏 自分を取り上げてもらって、いい部分と悪い部分が見えた。嫌だなと思う時期もあったがプロ選手としてしっかり向き合うべき相手。10代だったころできなかったが、(プロでの)12年を通して学ぶことができました。

 -国見高時代の同級生であるGK関へ思いを託す

 平山氏 昨年から一緒に戦えると思ったができなかった。自分ができない分、関がやってくれると思う。長く続けてもらいたい。

 -仙台のピッチに立つことはかなわなかった

 平山氏 自分自身の気持ちとして残念で悔しい思いでいっぱいで、応援してくれていたサポーターに申し訳なく思ってます。再びサッカー界に戻ってきたときには応援してもらいたい。