J2アルビレックス新潟は1日、明日3日の第2節松本山雅FC戦(デンカビッグスワンスタジアム)に向けた練習をクラブハウス練習場で行った。今季東京ヴェルディから移籍のMF高木善朗(25)が、ホーム開幕戦のスタメンを視野に順調に仕上げている。

 「新潟の環境には慣れてました」。その言葉通り、高木は軽快な動きでシュート練習を繰り返した。この日は降雪こそなかったが、朝から雨が降り続く悪天候。それでも、勢いを落とさずゴールに向かった。

 鈴木政一監督(63)は「高木を使ってみようと思う」と、サイドハーフでのスタメンを示唆。技術がある高木が入ることで、鈴木監督は「ゲームコントロールや、パスサッカーがどう加わるか」と期待する。高木も「アシスト、ゴールに絡みたい」と言う。開幕2連勝がかかる松本戦。「持ち味を出して勝ちたい」。実力発揮とチームの勝利を重ね合わせた。